東京アート情報クリッピング title-top

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

流動的な水の”瞬間”を切りだす技術 - 『花瓶』

Fluid Vase

Fluid Vase from Kwok Pan Fung on Vimeo.


 グラスに水を注ぐ時の様子・・それに近い水の動きの物理シミュレーションを作成。そのシミュレーションのタイムライン上から好みの水の動き(形)を選び、実際にモデリングしてしまおうという技術。 実際にこの技術により作られたのが上の写真の『花瓶』です。

 おもしろ~~~!!

 アーティストの手で同じモノを作ろうとしたら、きっともっとドラマチックなったりお洒落な造形が出来上がるでしょうね。しかしこれはリアル過ぎるほどリアルで、演出を一切していない感じが逆に面白いです☆ 簡単に言えば『ど、、どうやって作ったの?』てゆー。

 色々応用できそうなので、今後より製造分野に親しい技術になるのではないでしょうか。注目ですね~


以下 CreativeApplications.Net よりクリッピング↓↓

続きを読む

スポンサーサイト

プラスチック骸骨よりのダイイングメッセージ。

Waste
(クリックで拡大)


 この骸骨、何で作られてると思います? ↑クリックで拡大して見てください。注意深く見ると見なれた形の・・そう、コンビニなんかでお弁当を買ったときに付いてくるプラスチックのフォークやスプーンです。

 作品のタイトルは『Waste』・・浪費。
 時間を気にせずどこでも気楽に好きな物を食べられ、食後の後始末も楽ちん。世界中の都市部に定着したファーストフード文化は市民の生活にちょっとした贅沢を提供します。しかし頂いた贅沢には最初から”無駄遣い”というコンセプトが組み込まれていることを知っておくべきかもしれませんね。

 いやいや、そんなこといちいち言われなくても皆さん気付いているのです。私だって分かっています。。。が、昨日も一昨日も無駄遣い・・きっと明日も無駄遣いするでしょう。。でもこの作品を観た今日だけは無駄遣いしないよう心がけました。私が捨てるはずだったプラスチック食器の浪費分、飢餓で苦しんでいる人たちに・・と、思ってみました。

 私のこの行為に意味があるのかどうか?結果は分かりませんが、今日は↑骸骨のダイイングメッセージに従ってみただけです。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

誰かの失敗を見る時のちょっとした・・アレ






 『Pop Faces』という有名人の顔写真を皺くちゃにしてしまうシリーズ。作ったのは Joshua Scott さん。
 正直ポップか?と聞かれても頷けないポップさかと。だったら千円札の夏目漱石の方がポップだしエンターテナーではないでしょうか。。

 『顔パス』って言葉が日本にはありますが、誰もが知っているスターともなれば顔は名刺代わり、vipしか入れない場所も一見で顔パスなんてあたりまえでしょう。。。だけども有名な顔をクシャクシャにして変形させて・・ポップ?

 すみません2度否定してしまいました。いやしかし動画(↑参照)がちょっとだけ面白かったんですよ。まっさらな写真がクシャっと丸められるのではなく、全ての写真が最初からクシャクシャなのです。そのクシャった写真が開いては閉じーの別の写真を開いては閉じーの・・って。 失敗した絵を一枚一枚丁寧に開いて『ね?ダメでしょ?』と説明されているような感覚に陥ります。。。なんだこの、微妙に湧いてくる優越感!

 うん、ちょっと面白い☆


以下 iGNANT よりクリッピング↓↓

続きを読む

Google Mapsで目視可! 『天国からの落し物』

fallen from heaven


 超かぁいい☆
 巨大ぬいぐるみ・・やヴァい・・すごい好きだ! これ、オーストラリアの数名の作家さんが2005年に作った作品みたいです。タイトルは『天国からの落し物』だって、チャーミングです☆

 もちろん、ただ可愛いだけじゃなく作品としての面白さもあります! まず『Fallen From HEAVEN - 天国からの落し物』はシリーズ化して色々な土地で試してみたらいいのに!と思います。 「都会だったら?」「日本だったらどうなっちゃうの?」って楽しい想像が尽きません。Google Mapsを通して観る事ができる点も相当なアドバンテージです。とにかく可能性が詰まり過ぎています。

 詰まりすぎていると言えばこのウサギのぬいぐるみの落し物は、ウールの生地の中にわらを詰め込み作られているそうです。
 もぅね、、とにかくホント好きです、この作品☆


以下 Designaside よりクリッピング↓↓

続きを読む

彫刻が描くフォント

Fred Eerdekens


 初見は『彫刻の影で何かを表現しているアレか・・』と思ったし、実際その通りの作品です。・・がしかし、しばらく見ていたら、ただそれだけじゃなくてもう少し悩ましげな姿が見えてきました~。

 ”悩ましげな姿”とは、『font(フォント)』です。(パソコンで文字を打つ時に選ばなければならない字体の事ですね。) 彫刻に光を当てて作りだした影で文字を描く。結果的に”彫刻”オリジナルのフォントが生まれています。例えば、一番分かりやすかった”雲フォント”がこの↑上の画像です。雲の彫刻で作ったフォントはやはり雲のようだった☆

 ”以下”ではこの他に「枯れ木フォント」「お菓子のパッケージフォント」「太めの針金フォント」などが観れます。
 正直作家さん(Fred Eerdekens)が、『彫刻でフォントを描く』というコンセプトで制作していたらもっともっとバリエーションも出ただろうし、フォントの完成度や彫刻とフォントの関係の面白さがでてきたり、と。色々良い事が起こるのではないでしょうか☆

 ちなみに「サイズを変えてもフォントは変わらない」ってのはパソコンと同じですね。


以下 iGNANT よりクリッピング↓↓

続きを読む

『影=陰』の時代は終わった。

bohyun yoon


 韓国の作家 Bohyun Yoon の作品。1つの光源で複数の正確な影絵を描きだします。
 ”正確な”とは描きだした影絵のプロポーションが歪んでおらず、”人の形として正しい”という意味で使っています。

 本来ならば”歪んで見えるはずの影”を正確に描くため、Yoonさんは”実像を歪める”という手段をとりました。
 では影の様子をうかがってみると、手を取り合って走ったり、両手を挙げて喜んだりと楽しげに小躍りしているように見えます。今度は反対に実像の方を見てみると、四肢がバラバラに切断され一つ一つ吊るされています。多少バイオレンスや不気味さを醸し出しています。

 良く言われるように「影と実像」を「陰と陽」に置き換える時、普通なら「影が→陰」で「実像が→陽」ですが、この作品では「影が陽」で「実像が陰」と表現されています。。。つまり現実世界が上手く行っておらず不安を呈するのに対し、影の世界にはハピネスを見出してます。 もちろん影の世界なんて存在しませんが、この作品には私たちの日常にも当てはまる何かメッセージがあるように思います。


以下 designboom よりクリッピング↓↓

続きを読む

普段、情報を放り投げていないか?

Pamphlet from Helmut on Vimeo.


 先日の”レインボー”に引き続き Helmut Smits さんの作品。拙者、とっても気にいってしまったでござる。

 で、今度は”パンフレット (Pamphlet)”なのです。↑動画をご覧いただければ作品の一部始終がお分かりになられるかと存じます。が、簡単にまとめさせて頂きますと、ノートパソコンにメッセージをタイプし『送信する』ボタンを押すことで”パンフレット”は印刷され、ビルの10階から落とされます。

 非常に鋭い視点で物事をとらえ、それを再構築し作品に落とし込んでいます。この”パンプレット”では、普段私たちが”情報”に対し如何に無責任であるかを見せてくれます。

 例えば「私が書いたこのテキスト」や「SNSのコメント」や「日記」「個人のwebサイト」など、それらの情報は誰でも簡単に作ることができ、簡単に発信することが出来る世の中です。あまりにも簡単に自分の人脈以上の人達に意見なり考えを発信することが可能になった為、作って発信する事ばかりに夢中になってしまいがちです。結果的に相手に伝えたい情報が「届いているかどうか?」に関してまるで無関心になってはいませんか?

 えぇ、非常にドキっとさせられる作品です。


以下 Helmut Smits よりクリッピング↓↓

続きを読む

1枚の写真に二つの世界

Dustin Humphrey


 この手の不思議な写真を観ると「どうせCGでしょ?」と結論付ける癖が付いてしまいました。その癖を知ってでしょう、作品の紹介ページ(以下参照)には”CGは使ってません!”と念押しがしてありました。

 いやしかし、ホント面白い写真です!! って思うのと同時に制作にかかった労力を計算してしまいます。。水中にこれだけのセットを作る労力、演者を募る労力、演出を考える労力、ナイスショットを撮影する労力、etc... それら全てをクリアした上で成り立った写真たち。幾多の困難を乗り越え制作されたモノって言わずもがな迫力がありますね。魂が宿るような、ね。

 さて、ここで問題です☆「作家さんが一番撮りたかったものはなんでしょうか?」 みなさんどう考えますか?
 私は”海面”ではないかと思います。なぜかと言うと・・ 海面という名の海と大気の”境界線”をモチーフに設定した場合、背景はどの様に撮れば良いか。 また海面とはどういうものか、その存在を表現する為にこのような上と下の2つの世界を描いたのだと思います。。
 目的に執着し作品を撮りきる力、半端ないっス!


以下 iGNANT よりクリッピング↓↓

続きを読む

自然と機械の運命的なマッチング

Helmut Smits


 目の前に”レインボー”。作ったのは Helmut Smits さんです。非常に目の付けどころがシャープで、若干ブラックであり、メッセージ性の強い作品を多数制作しています。その作風から開発好明に近いモノを感じました。


 さて、このワイパーが描くレインボーは晴れている日にしか観る事が出来ません。雨の日ですとすぐに溶けて消えてしまいますね。。それにしてもフロントガラスの雨を取り除く為に作られたワイパーが、生まれつき”レインボー”を描く才能を持っていたのです・・・偶然でしょうか?
 『雨と虹』は関連性の強いモノであり、また『雨とワイパー』も関連性が強いです。この二つの関連性は誰でも気付く事が出来ますが『虹とワイパー』もまた強い関連性を持っていた事には気づけませんよね。

 この三つ巴の関連性があるからこそこの作品の成り立ちには強い必然性があるのです。それ以上に、自然と機械が運命的に結びついたドラマチックな作品と言ってよいのかもしれません。シンプルかつダイナミックな発見のある作品でした☆


以下 today and tomorrow よりクリッピング↓↓

続きを読む

アンチ男子デコレーション@骸骨  

Alessandra Exposito


 動物の骸骨に草花の装飾を施した作品。作家は Alessandra Exposito さん。

 こういうの↑って「animal trophy」って言うんですね。トロフィーですから戦利品という意味があって動物を見事ハントした証になるわけです。。。で、それになぜ花を??

 理由はそのまんま、見たまんま”可愛くしたかった”でしょう。戦利品として壁に飾るのであればできるだけ勇ましく凛々しい骸骨の方が自慢になります。逆に小さく女々しい骸骨を飾っていれば馬鹿にされても仕方ないでしょう。

 アレサンドラさんは力を誇示することを好みません。だから権力や力の象徴であるトロフィーを可愛くデコレーションすることでその力を奪いました。

 最終的にはカワイイと言っても、アニメキャラクターが持つ”カワイイ”とは別の”カワイイ”です。元々男性的なモノを表面的にデコレーションしか弱く魅せようという試みです。”KAWAII”の使われ方として面白い展開だと思います。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

『”縛りアート”のススメ』 限定することで価値が高まルン↑




 例えばこの↑Andreas Preis さんのようにペンだけで描く絵描きさんがいます。
 ふと・・限定条件のもと制作された作品は、”縛りの中で作られた作品”という付加価値により一段高く評価されていると思います。
 それら”縛りアート”は『この縛りでどうしてこんなに描けるの?!』という驚きを観る人に与えます。 逆の視点から言えば、作家は縛られた条件下で鍛錬することで卓越した技法を身につけていることになります。 ←これはむしろ自由な条件下で絵を描いている時には決して身につけられないものです。。
 であれば・・作家さんの多くは作品を作る際、何かしら縛りを設定したら良いのじゃないかと・・勝手にそう思いました。 そうすることで特殊技能を習得できてしまい、作品に”縛りアート”という付加価値をプラスすることが出来ちゃうなぁ~って・・作家の気も知らず言ってみるの巻☆


以下 Fubiz™ よりクリッピング↓↓

続きを読む

未知の生物。。”スイッチ”

dynamic switches (from switch series) from Katrin Baumgarten on Vimeo.


 ↑まずご覧頂いてからですね、えぇ。
 スイッチを押そうと近づいてきた指にスイッチが生き物の様な反応しています(笑 その動きがコミカルでいかにも生き物臭くて面白いですね。映像の中では3つのスイッチがそれぞれ個性的なリアクションをします。指を近づけると怯えて引っ込んでしまう”スイッチ”、押されると異物を吐き出す”スイッチ”、毛を逆立てて警戒する”スイッチ”。アイデアも面白いですが、それぞれのリアクションがどこかで見た事あるような、リアルな動きをするんですよね。 良くできてるなぁ~って思いますー。


 ところでスイッチを押す際の動作って、”未知の生物”を触る時の動作に似てるんですね。どちらも必ず指を突き出して触りに行きます。そして、動作が似ているってことはその動作をするための動機も似ているって事でして、どちらも「押したい(触りたい)」という衝動で共通しています。

 その他のモノの動作を表すと、グラスは「つかむ」、ペンは「にぎる」、ドアノブは「回す」ですね。そうやって片っぱしから考えて行くとこのインスタレーションに最もマッチするモチーフが”スイッチ”であることに気づけます。 見た目と内容がジャストフィットしていてるので面白さ倍増、完成度も高いの作品になりました!


以下 makezine よりクリッピング↓↓

続きを読む

『イスの形をした照明』 私ならデスクの上に設置してみるかな?

takeshi miyakawa


 NYで活動する日本人デザイナー Takeshi Miyakawa さんによるデザイン『holey chair』です。これはロサンゼルスで開催された『asia now』という展覧会に出展された作品です。

 イスの形をしていますが肝心の座面が作られていないので座れません。(・・ダメじゃん。) いえ、ダメじゃないです。だってこれ、イスではなく照明だからです。
 乳白色のアクリルで形作られ、中にはLEDライトが仕込まれています。青白いぼんやりとした光が柔らかくて綺麗、それでいて角にできるシェイドが堅さと存在感を引き立てています。とても中性的なデザインなので、男女共にウケルかと思います。

 えぇ、さて。。イスの形をしたイスではない物です。これは、イスではないです。デザイナーさんがはっきりそう言ってるので、私たちは常識を捨てこのイスを”照明”として扱わなければなりません。

 さながら子どもに戻ったつもりで『この照明、どこに置く?』って想像してみください。思いもよらないアイデアが浮かんだり、住み慣れた部屋に新しい配置パターンが生まれたりして? そんな楽しみがもれなく付いてくる、素敵デザインなインテリアなんですから☆


以下 designboom よりクリッピング↓↓

続きを読む

3D to 2D コンバートな立体作品

james hopkins
james hopkins


 トリックアートと言ってしまえばそれまでな作品ですが、気になることが。。今や映像系プロダクトはナンでもカンでも”3Dでなければ廉価版”みたいな節がありますよね。アート方面は作品が元から3次元なので関係ないかなぁと思ってたところ、この作品を観てトキメキました、、”あっ、3Dの逆だ!”ってね。

 では早速『3Dの逆だ』について。
 普通の立体作品は360度、上下左右、どこから見ても立体作品です。ところがこの作品は違います。ある1点から作品を観た時、作品は3次元な立体作品から”2次元な平面作品”に変化します。

 アーティストの意図としては、平面化する視点以外の視点から見た時のドラマチックな物質構成が見せ場なのでしょうが、むしろ私は3D(立体作品)を2D(平面作品)に変化させたところを絶賛したいと思います☆

 無い物ねだりじゃありませんが、平面は立体になりたがり、立体は平面になりたがる事が色々な場面であると思います。ちなみに立体作品ばかり作っている作家が「たまには絵を描きたい。」と言う発言をするのとは、ちと違います。


以下 designboom よりクリッピング↓↓

続きを読む

めったに見る事のないモチーフ・・『排水口』 でもイイ絵です★

Drains
paint by Cornelius Völker


 『排水口』です。モチーフとして選ばれることが稀有なので目に新鮮ですね。。新鮮ですがやはりただの『排水口』です。
 いえ、この絵は上手いし凄いと思うんです。何が凄いって、排水口を描いて絵を組み立てるって相当難しいはず。それなのに上手いコト画面を成立させています。構図も良いし綺麗だし強いし、イイ!てゆーか好きです! 見れば見るほど惚れてくる。。。
 私はサイケな色彩が好きだったんですけど、こゆのもイケますねぇ。。あ、若干バッドトリップっぽい雰囲気が反比例的な共通項なのかな?”サイケと排水溝” と思ってみた。


以下 today and tomorrow よりクリッピング↓↓

続きを読む

静止画なのに動画の様な写真作品。 Tim Richardson

Tim Richardson


 Tim Richardson さん。思いっきり有名な写真家さんスね。そんなティムさんの作品が凄く良かったので紹介してみます★ (”以下”に写真が沢山ありますので是非デス!)

 さて私は、こちらのティムさんのシリーズ作品『PHYSICAL FREQUENCIES』(直訳すると:肉体の振動でしょうか?)の何を観て素敵と感じたかってゆーと、、ずばり”写真なのに動いている”というトコロです。「動きのある写真」ではありませんよ、『動いている写真』です。どういう事かというと、この作品の一枚の静止画は、時間の流れを持っているのです。
 動画で言えば10フレームから30フレームくらいの時間が、一枚の静止画に表されているように感じられました。とても面白い表現の写真作品だと思います!それに構図がクール★です! みなさんもこの際好きになっちゃいましょうよ、ティムさん♪!


以下 Calikartel よりクリッピング↓↓

続きを読む

もの凄く、矢です。

Ryan Gander


 こちらの作品は Ryan Gander (ライアン・ガンダー)さんの『Approach it slowly from the left, Ftt, Ft, Ftt, Ftt, Ftt, Ffttt, ftt, ...』です。←コレ、恐らくタイトルでしょうが、意味分からんス。でも作品はパッと見で興味をそそるだけのインパクトがありまして、実際かなり気になってしまったので察してみようと思います。

 この作品は、画面左から何百(何千?)の矢が飛んできて床と壁に刺さってますよね。写真の中にいる女性の位置に立ったらどんな光景を観られるでしょうか? 得体のしれない何百・何千の”敵”が目前に広がっているように感じるかもしれません。 もし本当にそんな光景を目の当たりにしたら”恐怖”を抑えられずにはいられませんが、ライアンさんの作品では恐怖は静かに歩み寄ってきます。

 床には矢が刺さるときにできる痕跡が全くなく、物理的な攻撃の印象が全くありませんね。あるのは”矢が飛んできて刺さった”という結果だけ。
 つまり私(作品を観る人)は、知らぬ間に敵からこんなに沢山攻撃されていたのだと。しかも矢って武器は直接攻撃ではなく、距離を置いて相手を攻撃できます。なのでどこの誰から攻撃されたのか、知る由もありません。。。
 精神的に迫ってくる作品ですね。しかも、強いです。


以下 artdaily.org よりクリッピング↓↓

続きを読む

『ドーン』・・喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)的な作品。

Marco Testini


 (self) critical ・・・セルフ批評。「戒めよ!」ってことでしょうか。。
 というわけで Marco Testini さんの作品です。”笑ゥせぇるすまん”の喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)バリの人差し指の突き立て方ですね、ドーンw。 これらの指はオープニングパーティに参加したジャーナリストや教授など100人のお客さんの指を型取り、石膏を流し込んで固めて作ったそうです。

 ところで、
 面と向かって人差し指を突き立てられたら、イラッとしたり、切なくなったり、プライドが傷ついたり、、まぁネガティブな気持ちになりますよね。。そこでこの作品ですよ。それが”自分の人差し指だったらどうなの?”と言う話です。
 他人から”直接”批判されるのではなく、”間接的”に自分から批判される事。それはどんな意味を持つのでしょうか? おそらく自分の人差し指と対峙したお客さんの多くは自らを省みるでしょう。誰かから説教されるよりも、自分に言われる方が強い刺激があるのかもしれませんね。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

ワールドワイドの無作為抽出・ランダムチャットサイト『Chatroulette!(チャットルーレット)』を使った作品

Narcissus Lament (excerpt) from liubo on Vimeo.




 『Chatroulette!(チャットルーレット)』という動画チャットサービス。登録している世界中のユーザーの中からランダムで1ユーザーに繋がる。”nextボタン”を押すと次の人に繋がると言うモノ。今日まで知らなかったんですが、こんな面白いサイトがあったのですね。
 ※Chatroulette!についてはHow to的な紹介サイトがありましたのでそちらを→ 『リアルタイムウェブ.jp


 さて、作品↑について。
 まず説明すると、上記のチャットルーレットのユーザーが、本作品の作家と繋がると「ユーザー自身がチャット相手として映し出される」という、まるで”鏡”の様なシステムを構築したそうです。チャットに夢中になっているユーザーは大多数が「可愛い女性」だとか「イケ面」を求める下心を抱えているでしょう。次から次へと現れる世界中の無数のユーザーに期待しているわけです、『自分を満足させる人はまだか!』と。それこそ顔はにやけ、ワクテカしているさなかです。。まさか自分の姿が現れようとは・・。
 チャットの相手には高い理想を求め、自分を満足させるよう期待していましたが、自分の姿が目の前に現れた時の残念さたるや如何ほどでしょう。
 
 軽薄な人間関係で済むから、泡沫な関係で済んでしまうから生まれる心理状態でしょう。 無礼なぞ構わない。下心が丸見えで構わない。どうせあなたの国に行くことなんてない。二度と合わない。私の事は何も知らない。私の存在なんて5分後には忘れているさ。。なんて。

 作者はこの作品のタイトルを『Narcissus Series (ナルキッソス シリーズ)』と名付けました。ナルキッソスはギリシャ神話に登場する美少年で、私たちに馴染みのある「ナルシス」の語源になった人ですね。
 ともて興味をそそる作品でした。


以下 Mashable よりクリッピング↓↓

続きを読む

むしろあまりセクシーさを感じない、裸の写真。

Gabriel Wickbold


 写真家 Gabriel Wickbold さんの作品『Sexual Color』シリーズ。
 塗料をたっぷりブチ捲くボディーペインティングをハイスピード撮影した作品がメインです。まず色が綺麗ですよね。それから塗料が液体ではない他の何かに見えます。例えば糸みたいだったり、繊維質な物だったりスライムのようなモノに見えたり。。ハイスピードカメラによって液体の質感が別のモノに変わって見えますね。 物の状態って温度によって気体・液体・固体に変化しますけど、スピードによって質感が変化しているとは。。。

 ふと思ったのですが、ガブリエルさんは沢山モデルさんを撮影しているうちに、人を撮るのに飽きたんだと思います。それでこの作品が生まれたのでは? なぜそう思うかと言うと、作品から『人じゃないモノの撮影』を試みていると感じられるからです。つまりガブリエルさんが撮ったこの作品の被写体は”エイリアン”ないし”オブジェ”ということです。
 被写体が目を閉じている作品の方がより作品らしく見えるのは、そんな狙いがあるからではないでしょうか。


以下 iGNANT よりクリッピング↓↓

続きを読む

Appendix

TAB人気イベントリスト

おすすめAPP

『TokyoArtBeat』
TokyoArtBeat - Art Beat inc


『ミューぽん 美術館割引クーポン』
MuPon, Museum Coupons (2012 Edition) - Art Beat

Search..

Contact me!!

名前:
メール:
件名:
本文:

バナー

東京アート情報クリッピング

カテゴリ

QRコード

QRコード
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。