東京アート情報クリッピング title-top

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ギャラリーにぽっかり空いた穴が大問題。

Tue Greenfort


 すごいの来ました。 これは今年7月にベルリンで開催された Tue Greenfort さんの展示会の様子であります。

 一瞬作品なのかどうか疑ってしまいました。だって、壁に穴が開いてるだけですから、もしかしたら展示中の事故で開いた穴の可能性もありますよね。 いやしかし、これは作品でしょう。なぜならこの穴、綺麗だし何かモノを言っています。

 「作品だな。」と認めた後、まずはカテゴライズしてみました。ずばり『彫刻』です。壁に穴を開ける事が彫刻なのか? 木を削って像を作る木彫の、削る行為は”マイナスな仕事”です。同じように壁に穴を開ける行為もれっきとした彫刻の制作プロセスですね。 そうして出来上がった穴は、唯の穴ではなく『入口(出口)』かもしれません。 ここまでくればもう彫刻作品にしか見えませんよね。

 さてさて、調べたところTue Greenfortさんは、環境(エコなど)をテーマに制作している作家さんのようでして・・。 では『環境』という視点からこの穴を眺めたら、一体何が見えるのでしょうか? それは「作品を作るために破壊した壁の”瓦礫”はどこへ行った?」と、言うこと。。 「芸術を作ること、それすなわち破壊することである」と Tue Greenfort さんは言っているのかもしれません。。。面白い。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

スポンサーサイト

「最中」を想像させる「事後」のアート。

Barry Le Va
Mirror I and Mirror II, 2009.


 全部事後のアート。この部屋は結果で満ちています。。。実際ほとんどのアートがそれこそ事後であり、とある表現をした結果を表わしているのですけど・・この作品はテーマが『事後』であるのでっす。 作家さんは Barry Le Va さん。ニューヨーク在住..

 テーマが「事後」ですので当然作品は事後を表現していますが、さて皆様どんな印象を受けますか? 例えばこの↑中華包丁が壁にブッ刺さった図。壁に対する包丁の刺さり方、力のかかり具合、包丁の数、質感、色、etc.. こうやって並べた要素を考えれば”猟奇的な印象”を受けてもおかしくないはずなのに・・アレ?あまりそういった印象を受けないのはなぜ?

 これが、『事後』の魔力なんですね。
 バリー・ル・ヴァさんの作った『事後』は、破壊的な行動を起こした結果の事後でありまして、いずれの作品(以下参照)も何者かによって、これ以上どうしようもないほど破壊されています。

 これ以上何も起こらないと分かれば安心感すら抱いてしまいますが、結局のところ『最中』にはあったであろう感情はすべて使い果たし、この空間に残っているのは『虚しさ』だけであります。。。実に叙情的な作品だったりするわけですねぇ。素晴らしい☆


以下 \\\ よりクリッピング↓↓ (←初回アクセス時警告あり)

続きを読む

”人間”をモチーフにした作品の”切り方”

Ronit Baranga


 世にある作品全体を見渡した時、モチーフとして圧倒的支持を集めるのが”人”です。統計をとったワケではありませんが間違いないかと存じます。

 さてそんな現状を踏まえたとき、皆さんが休日を利用し足を運んだ美術館やギャラリーにて沢山の”人をモチーフにした作品”に出会うでしょう。 今日はそういう時に役立つ作品の楽しみ方を発表してみるの巻♪ 

 んま、と言っても私なりですが・・ズバリ『この作家さんは”人”をどいう”モノ”と考えているか?』と。それを感じようとしてみて下さい。きっと色々な発見があると思います。そして鑑賞時間が楽しくなると思いますよ☆

 ちなみ今日の作家さん Ronit Baranga は、『”人”は一人では生きていけない”モノ”』と考えているのじゃないかな? ←これは結論でして考えの途中経過を略しているので解りにくいですが、詰まるところ作品のキーワードは【コミュニケート】じゃないかと思いました。さていかがなモノでしょうか?


以下 \\\ よりクリッピング↓↓ (←初回アクセス時警告あり)

続きを読む

アンチ男子デコレーション@骸骨  

Alessandra Exposito


 動物の骸骨に草花の装飾を施した作品。作家は Alessandra Exposito さん。

 こういうの↑って「animal trophy」って言うんですね。トロフィーですから戦利品という意味があって動物を見事ハントした証になるわけです。。。で、それになぜ花を??

 理由はそのまんま、見たまんま”可愛くしたかった”でしょう。戦利品として壁に飾るのであればできるだけ勇ましく凛々しい骸骨の方が自慢になります。逆に小さく女々しい骸骨を飾っていれば馬鹿にされても仕方ないでしょう。

 アレサンドラさんは力を誇示することを好みません。だから権力や力の象徴であるトロフィーを可愛くデコレーションすることでその力を奪いました。

 最終的にはカワイイと言っても、アニメキャラクターが持つ”カワイイ”とは別の”カワイイ”です。元々男性的なモノを表面的にデコレーションしか弱く魅せようという試みです。”KAWAII”の使われ方として面白い展開だと思います。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

『ドーン』・・喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)的な作品。

Marco Testini


 (self) critical ・・・セルフ批評。「戒めよ!」ってことでしょうか。。
 というわけで Marco Testini さんの作品です。”笑ゥせぇるすまん”の喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)バリの人差し指の突き立て方ですね、ドーンw。 これらの指はオープニングパーティに参加したジャーナリストや教授など100人のお客さんの指を型取り、石膏を流し込んで固めて作ったそうです。

 ところで、
 面と向かって人差し指を突き立てられたら、イラッとしたり、切なくなったり、プライドが傷ついたり、、まぁネガティブな気持ちになりますよね。。そこでこの作品ですよ。それが”自分の人差し指だったらどうなの?”と言う話です。
 他人から”直接”批判されるのではなく、”間接的”に自分から批判される事。それはどんな意味を持つのでしょうか? おそらく自分の人差し指と対峙したお客さんの多くは自らを省みるでしょう。誰かから説教されるよりも、自分に言われる方が強い刺激があるのかもしれませんね。


以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

『何かがヘンです。』 超リアリズムの世界を作って撮る作品。

Sandy Skoglund


 シュールな部屋ですね。実際にはあり得ない状況を作りだし写真撮影した作家は Sandy Skoglund さん。
 ”続きを読む”まで観てもらうと【部屋】と【大量に群がる何か】が鮮明に色分けされているのがわかります。でも空間の中に登場する人の肌色だけは普通に肌色なのでそこだけリアリティがあり、この世界が完全な虚構の世界になりきらず日常生活にリンクして見えてしまいます。現実から遠ざかってしまわないようにする為の”アンカー”の役目を果たしているのが『肌色』ですね。

 それから「時が止まった世界みたい」に感じます。なぜそう感じるかと言うと、常識的に考えて大量発生したモノを見ると人は驚きます。時には悲鳴を伴って。。モノにはそれぞれ人間の視界に入っても良い限界値があります。例えば猫なら5匹は許容量。50匹は限界を超えており(私の場合)多分絶叫します。
 多すぎるモノを異常と感じますが、多すぎるモノの中で”平静としている人”を見た時も同じようにその平静な人を異常と感じます。100匹の蛇の群れに囲まれ普通にしている人を想像してみてください。普通じゃないでしょ?   ・・・そう、この作品は何が普通じゃないって”大量発生しているモノ”ではなく、そこで普通に暮らしている”人”の方ですね。ドラマを生み作品を演出する”人”たちの挙動がヘンなのです。

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

存在感でモノを言うタイプの作品の鑑賞方法。時間を掛けて観るのがツウ

Sabi van Hemert


 半漁人?と言いたいところですが、作家さんは四足歩行の動物を意識しているようです。作家さんとは Sabi van Hemert さんのこと。
 形が子どもということで、どうも作家さんが”作った”と表現するより”生んだ”にした方がしっくりきますね。。ではなぜこの子を産んだのかと言う話になりますが。要は”この子と対面してください”そして”感じたことを考えてください”と。存在感でモノを言うタイプの作品でございます。じっくり見て、そして感じて、考えて、より複雑な関係を築いてください。あなたと、作品との間に。。。という話です☆

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

金魚・薄くて垂直の水槽・音楽・デジタルテクノロジー・なんか奇麗★

Quiet Ensemble




 薄くて垂直に立ちあがった水槽に1匹ずつ入れられた金魚は、音に反応して動きます。それからこの金魚は実像ではなく映像かもしれません。(←この部分の本文の英語がよくわからないです。”カメラでキャプチャされた”が、レポート用のカメラの事を言っているのであれば、本物の金魚と言うことです。) 音楽も5種類流しミックスされライブのようです。さて金魚はどの様な動きをするでしょうか? って事ですか?ちょっとわかりにくかったのですが、映像が奇麗かつ観たこのないものでしたのでクリップしちゃいました★

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

巨大なディナーのオープニングパーティな作品について考える。

Jennifer Rubell


 リブ肉1トン。2,000個の卵。1,521個のドーナツ、他巨大。 これ全部、作品だそうです。
 お客さん参加型の”パーティースタイル”のインスタレーション作品ということで、特に注意なくお客さんはディナーを楽しめます。そして彼らの食事の一口一口が作品を作り上げていくようです。
 作者、Jennifer Rubell の魅せたい現象は何だろうか?食とは人の持つ最も大きな欲望の一つ。このパーティー会場全体に招待客の”欲の痕跡が展示されました”。美しくもあり、グロさもある作品。作品は無駄に巨大ですが、魅せ方はクールでスマートです。

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

『bit な 木。』

Naoko Ito


 木の枝や根っこをカットし透明な瓶にパックインしてしまった作家、伊藤尚子さん。
 まずヴィジュアルがとても奇麗ですよね。ガラスの透明感、規格化された瓶のフォルムの美しさ、それに積み重なったガラスの不安定さが緊張感のある空間を醸してますね。で、その空間の中に写し(移し)込まれた”木”の実像が色々な事を語ってきます。たとえば実物の木をビットに分解し再構築するプロセスが、ビットで形成されるデジタル画像のそれと共通しているなぁとか。
 個人的には『空間の移植』という言葉がこの作品にはピッタリだと思いました。

以下 today and tomorrow よりクリッピング↓↓

続きを読む

ただ”大自然”を並び替えただけの美しさ

Richard Shilling


 一つ一つは小さな木の実。しかし人の手によって並び替えられただけで大きな記号になりました。それぞれの木の実が↑グラデーションの1ドットになっています。ここで面白いのが”集合させられて初めて個々が見える”という矛盾に近い感覚を体験できること。
 日本には庭園や盆栽など古くから自然をアレンジして愉しむ習慣があります。確かに並び替えただけでこれだけ美しくなるわけですから、さらに高度なアレンジを求める気持ちもわかります。
 ほかにも”石をグループ化しただけで人工物に見える(以下参照)”など様々な意見が生まれましたが、どれも箇条書き程度のことしか書けそうもないので今日のところはこの辺で。

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

仕事中の私の心の中は大体こんなです。。




 作品を観方の一つとして『この作品とは友達になれそうだ☆』という判断基準を私は持っています。。という前提のもと、この作品とは初対面ですが生まれた時から友達だったみたいな感覚をおぼえましたよ? もうほとんど仕事中の私の心の中はこの作品の様に何かと一体化したがっています。。。『壁になりたい』や『床になりたい』といった具合に現実逃避。そして他人に当たるそぶりがないのが凄く親近感がわく。この3作品の置かれたポジション取りが単純だけども最高なんですよね。

以下 \\\(←初回アクセス時警告が出ます。) よりクリッピング↓↓

続きを読む

紙の彫刻

Mia Liu
The sculptures made from paper of Mia Liu.


『奇麗な円してるだろ、コレ、紙でできてるんだぜ。』


以下 Mia Liu よりクリッピング↓↓

続きを読む

落下の最中の写真

Denis Darzacq


スピード感からして高所から落ちてきた人を撮影したものではないと私たちはすぐにわかります。ですがをれを狙ってますよね、この作品。それでいて作品が至極ドライに見えます。ネガティブな場面を再現しているにもかかわらず、非常にドライな視点で作られた写真ではないでしょうか。またモチーフが若いダンサーというとても”生”な種類の人間を選んでいるのもワケがありそう。(高くジャンプしてもらう以外の何か他に)

以下 \\\ よりクリッピング↓↓

続きを読む

Appendix

TAB人気イベントリスト

おすすめAPP

『TokyoArtBeat』
TokyoArtBeat - Art Beat inc


『ミューぽん 美術館割引クーポン』
MuPon, Museum Coupons (2012 Edition) - Art Beat

Search..

Contact me!!

名前:
メール:
件名:
本文:

バナー

東京アート情報クリッピング

カテゴリ

QRコード

QRコード
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。